Famous Fance

フレンチクォーターのバルコニーだけではなく、
古い屋敷のフェンスも鉄製で装飾性の高いものが多い。
このフェンスもその1つで、頭の部分にトウモロコシ、
1番下の丸い部分はカボチャを据えてある。
ユーモラスで、庶民的な題材にも関わらず、優雅なデザイン。
これと同じものを、今注文したとすると、うん千万円もかかるそうな。
以前、博物館学の授業で、服飾美術館を訪れたときに見た
1800年代に作られたという女性用のドレスも、
現在の価格でいうと一億円っていっていた。
やはり、昔の金持ちは桁が違うなぁと溜息まじりで眺めた。
第一次世界大戦前のアメリカは、
全体の八割の冨を二割の人が所有していたと言われるくらいだ。
南部植民地時代といえば、金持ち具合も飛びぬけていただろう。
貧富の差が、今以上に激しかったかつてのアメリカの面影を
ここでも、また再確認することになった。